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Web活用ブログ

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良いコンテンツとは?

2020.05.19

”コンテンツ”

Webに関わる上で、切っても切れない重要な言葉です。

私たちWebを生業としている者にとっては、特に真摯に向き合わなくてはいけない存在でもあります。

それは、コンテンツの良し悪しがWebの成果に直結するから。

だからこそ、良いコンテンツを生み出すために日々頭を悩ませております。
皆さんこんにちは、ディレクターの小森です。

さて、今回はこの「コンテンツ」にフォーカスした記事をお届けしたいと思います。

良いコンテンツ、とひとことに言っても中身を見ていくと、実は色々な種類の「良いコンテンツ」があるのをご存知でしょうか。

SEOとしての、良いコンテンツ

SEOという言葉もまた、アンテナを張らなければいけない言葉ですね…。

まずはこのSEOという観点からの良いコンテンツ、というのをご紹介します。

多くの場合(ほとんど、と言っても過言ではないです)、お客様から弊社にご期待いただくのはWebの成果です。

“成果”には自社の認知向上や、ネットショップなどで直接的な売上など様々ですが、そのいずれにおいても、SEOへの貢献から生み出す成果は、非常に大きなポイント。

そんなSEOとして良質なコンテンツとはズバリ…!

検索キーワードという「問いかけ」に対して、明確な「答え」がある

ということ、です。

ガラにもなく難しく見える言葉を並べてしまったので、もう少しわかりやすく(小森らしく)いうと、

 

「○○ とは」「○○ について」というキーワードで検索する
→ 「問いかけ」

「××で△△のことを○○と言います」と書いてあるコンテンツ
→ 明確な「答え」

 

です!わかりやすい!素晴らしい。

そもそもGoogleやYahoo!を使って検索するということは、今現在何かしらに困っている人が、その解決を求めて質問を投げかけることと同じなのです。

↑の例では「○○」という存在がなにかわからなくて検索してみた、教えて!といった具合です。

こういった背景を見ていくと、「答え」の素晴らしさって実はめちゃくちゃ重要なのでは…?という1つの仮定が見えてきます。

まさにその通り!

よくある本文中に検索キーワードを入れ込む、といったことはもちろん大切なことではありますが、本質的にSEOとしての結果を求める場合には、そのキーワードに対する答えが明確に、そして誰にとってもわかりやすく書かれているかどうかが重要なポイントです。

昨今のGoogleは、よりユーザーに寄り添う結果を検索結果として表示するようになっています。

つまりは、より「答え」の質を重視している傾向にあるということ。

ユーザーにとって有意義な答えを持つコンテンツにこそアクセスは集まり、結果として検索順位が上がっていきます。

要は、わかりやすくてみんなのためになるページを優先して表示してくれる!ということなのです。

ユーザーに行動してもらうための、良いコンテンツ

SEOとしての良質なコンテンツの作成は、検索上位表示に関わってくるため、謂わば入り口を大きくするということです。

見てもらえる機会が増えれば、それだけ自社の売上が伸びる機会が増えるわけですから、それは皆さまSEO、SEOと口を揃えておっしゃるわけです。

ですが現実問題、入り口を大きく広げ、多くのユーザーを集められるサイトができたとしても、それでは最終的に目指す”成果”にはなかなかたどり着けません

では、どうすれば良いのか。

検索したキーワードに対して答えを得たユーザーの皆さまに、こんな解決方法は如何でしょうか?と、問いかけてみる事が大切です

この問いかけこそが、ユーザーに動いてもらうための良いコンテンツです。

これももう少しわかりやすく!
例えばこんな体験、したことありませんか?

 

「○○とは?」って調べていたのに、

  • 気づいたら「○○を上手く使うコツ」のような記事を読んでいた、とか
  • 気づいたら「○○を使ってみた」という動画を見ていた、とか

さらに言えば、それらを見て実際に商品を買ってみた、という経験も。

 

まさにそれこそ、ユーザーへの問いかけに対する良い結果の現れです。

検索キーワードの「とは?」に対する答えの先には、それを活用してみたい、解決したい、という欲求があるはずです。

答えを得たユーザーは、自分の欲求を満たしてくれる情報に興味がムンムン!

だからこそ、自社の商品の説明や、使い方などをユーザーの方にご提示して、自社の商品やサービスなら、あなたのその欲求を満たせますよ!とか、こうやって満たせるんです!!という未来を想像させ、ユーザーに行動してもらうことが重要なのです。

つまりは、ユーザーの欲求を正しく理解して、欲求を満たせる手段をご紹介できているコンテンツが、ユーザーに行動してもらうための良いコンテンツ、となるわけです。

このポイントを抑えて、画像や動画をうまく活用できたコンテンツこそ、自社の売上を後押ししてくれる最強のパートナーになってくれます。

まとめ

コンテンツはWebを生業とする私たちにとって、最も重要なもの。

先に説明したSEOとしてのコンテンツも、行動を促すためのコンテンツもどちらも重要だからこそ、その2つのコンテンツをつなげるための工夫も非常に重要なものと理解していただけるはず。

お客様の中には、ご自身でコンテンツの原稿を執筆できる方、ご自身で写真コンテンツをご用意できる方もいらっしゃいます。

確かに拝見すると素晴らしい…!と思うものもあるのも事実。

ですが、この2種類のコンテンツを上手く、かつバランスよく配分し、導線として不自由なく繋げるこの工夫にこそ、私達Webのプロとしての技術があるのだと思います。

どちらも大切だからこそ、どちらも活かすために必要なことは、これからもしっかりと学びお客様へと還元していけたらなぁ、と思うところで結びとしたいと思います。

Webに関するご相談などあれば、ぜひぜひお気軽にお声がけくださいませ!

それでは、また次の記事で。

小森 碧

この記事を書いた人

小森 碧コンサルタント/ディレクター

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