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Web活用ブログ

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リスティング広告で見るWEB広告の仕組み

2020.02.28

WEB広告に興味はあるけど、
始めるのはハードルが高い…
難しそう…
失敗したくない…
とんでもない額を請求されるのでは…

などなど‥「難しそう」や「費用」に関してWEB広告に不安を抱いている人は多いのではないでしょうか。

確かにWEB広告は、他の広告とは違って一体どんな仕組みになっているのか良くわからないですよね。なんだか複雑そうなイメージもあるし…。私も入社時は仕組みがさっぱりわからず、どうやったら表示されるのかも知らない状態でした。

しかし、WEB広告の仕組みを知ってみると、意外と不安は杞憂だったと思うかもしれません。

今回はWEB広告の仕組みについてご紹介いたします。

WEB広告の仕組み

簡単にですが、WEB広告の仕組みをご説明します。

まず、WEB広告にはフォーマットがあります。これらは、広告を掲載する場所によって分けられています。

■代表的なWEB広告フォーマット
リスティング広告(検索連動型広告) 検索結果に表示される広告
ディスプレイ広告 バナー(画像)を使った広告。ニュースサイトなど、WEBサイト内に表示される広告
動画広告 Youtubeなどの動画を視聴中に表示される広告
SNS広告 Facebookや、InstagramなどのSNS上に表示される広告

表示される場所で分類されていますが、広告の仕組みはほとんどが、オークション方式となっています。(一定の場所に掲載する権利を買う方式もあります。)
キーワードだったり、広告を出稿する場所に対して、お金を入札するのです。
その入札金額に応じて、広告を表示する位置が決められます。

今回は「リスティング広告(検索連動型広告)」を例としてお話します。

リスティング広告(検索連動型広告)の場合、まずは検索された時に広告を表示したいキーワードに、入札単価を設定します。
「キーワード」とは、ユーザーが検索の際に入力する言葉です。
例えば、富山市でブラックラーメンが食べたいユーザーなら「ブラックラーメン 富山市」と検索するでしょう。
この「ブラックラーメン 富山市」がキーワードです。

富山市のブラックラーメン屋さんの場合

大まかにはこのような仕組みになっています。
ここで注目してほしいのは、「ユーザーが表示された広告をクリック→費用が発生」というところです。

リスティング広告は、表示されただけでは費用はかかりません。クリックされて初めて費用が発生するのです。

広告が表示される=自社の会社名やサービスが表示される。
そうした自社の情報がユーザーの目に留まるだけでも、広告の効果は大いにありますよね。

つまり、WEB広告は出稿するだけで費用をかけずに自社の宣伝ができるものもあるのです。

費用をかけず自社の宣伝ができる、というところは、チラシやテレビCMなどのWEB広告以外の広告にはない大きなメリットですよね。

この「広告の表示」によるメリットが最大限生かされるのが、「ディスプレイ広告」です。
リスティング広告(検索連動型広告)とディスプレイ広告のそれぞれのメリットや考え方については、次回詳しくご説明いたしますね。

1日(またはひと月)に最大使う予算が設定できる

また、一日(またはひと月)に使う予算も設定できます

上記のラーメン屋さんの1日の予算設定が2000円で、一回のクリックで250円費用が発生するとします。
すると、8クリックで1日の予算2000円に到達しますね。
1日の予算に到達した時点で、その日はもうオークションに参加せず、広告の表示自体されません。
また次の日になれば予算がリセットされ、入札単価を設定しているキーワードが検索されると、表示されるようになります。
(※一日に使う予算で設定している場合、日によって2000円を下回ったり、上回ったりしますが、2000円×30.4日=60800円を一か月の内に超えないように調整されます。)

ひと月に使う予算の設定の場合は、月によって30日までだったり31日までだったりと日数が異なりますが、それらも勘案して一か月に使う予算が調整されます。

このように、一日(またはひと月)の予算を決められるので、広告費用が大きくオーバーする事はなく、クリックされすぎて知らない間に広告費がすごい事になっていた…ガーン…なんて心配はありません。

まとめ

今回説明した広告の仕組みをまとめると、

  • リスティング広告は表示されるだけでは費用はかからない。クリックされてはじめて費用が発生する。
  • 一日(またはひと月)に使う予算の設定ができるので、広告費用が大きくオーバーする事はない。

となります。

これらを知っているだけでも、WEB広告に対するハードルは低くなるのではないでしょうか?

今回は簡単な仕組みの説明だけでしたが、今後は仕組みを踏まえてWEB広告の考え方や戦略についてもご紹介していきますね。

最後でお読みいただき、ありがとうございました!

鳥居 千代

この記事を書いた人

鳥居 千代クリエーター/広告プランナー

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