満丸プロジェクトの裏話
カワベ様 HPリニューアル
どんなホームページにも、情報を伝えたいターゲットがあり、そして狙いがあります。 自分たちの実現したい事とターゲットを結びつけて、コンテンツに起こしていく作業がホームページの質に直結します。カワベ様ではそのターゲットの設定からコンテンツの企画までの裏側を紹介します。
ディレクション/コーディング:小森
デザイン:應矢
プロジェクトのテーマ
- コーポレートサイトとして信頼性向上
- B2B営業ツールとしての活用(強みのアピール)
- リクルートへの貢献
信頼性を高めるために
必要なこと
リニューアル前のカワベ様のホームページはカワベ様ご自身の手で作成されたものでした。
B2Bの金型加工を主な事業であるカワベ様にとって、会社としての信頼感を高めるのはとても重要なポイント。今回のリニューアルを行う上で、どれだけカワベ様の真摯な姿勢をホームページで表現できるか、が課題でした。
小森
ディレクション業務で大切なのは、誰に向けて情報を発信するか、ターゲットをしっかり定義すること。
カワベ様へのヒアリングで、取引としても大きなもの、そして大きな企業からの受注もあることがわかったので、そこからターゲット像を固めていきました。
これまで取引のない新しい企業を想定するよりも、今のお客様に向けて真摯に情報発信することで、自然と新しいお客様も見つかると確信していました。
自社の強みを明示する
カワベ様には国内でも有数の大型加工設備があり、これによって県内はもちろん、全国で見ても稀と言えるほどの強みを備えていました。
ですが、自社の強みは自分たちでは気づきにくいもの。特に、自分たちにとっては当たり前だと思っていることが、実はそれが大きな強みであることは本当によくある事です。
満丸ではそれを客観的な目線で捉え、文章やデザインに起こしてお客様にお伝えしていますが、それがお客様に大変喜んでいただけているポイントです。
小森
国内有数の設備はもちろんですが、大型の設備を備えているからこそ型をバラさずに修繕・改造ができ、さらに短納期を実現できるのがカワベ様の大きな強み。
もう少しお話を聞いてみると、それに加えてこの道20年にもなるベテランの方もいらっしゃるということでした。設備というハードの面、技術というソフトの面においても強みがあることがわかりました。
お客様から聞いた内容の、さらにもう1つ踏み込んだ所に言葉にしたい強みが隠れている事が多いです。
小森
それと、自分たちが当たり前と思っていて強みだと気づかないパターンも非常に多いです!
自分たちにとって当たり前のことでも、お客様はそれこそを求めているシーンはよくあること。だからこそ、満丸ではお客様社内で当たり前になっていることにフォーカスをあてて、強みとなる当たり前を探し出しています。
リクルートサイトとしての
同時活用
今回のプロジェクトでは、コーポレートサイトとしての活用と同時に、求人活動へのアプローチもテーマとしてありました。
昨今はどこの企業も優秀な人材の採用に苦戦しており、社員の獲得が難しい状態です。
カワベ様では、5年後、10年語を見据えた採用を行いたいというご要望があり、そのお手伝いをホームページで行うことになりました。
小森
リクルートを手掛ける上で最も重要なのは、社員の写真です。実際に働く方の顔が見えるのと見えないのとでは、成果に大きな差が出てしまいます。
カワベ様は将来のための採用ということで、若い世代がターゲット層。社内の同世代の方を中心にインタビューを行い、また写真の露出も快諾いただけたのは助かりました。
専務の博己さんも同世代ということもあって、採用ページでは前面に出ていただき、活力のある若手世代が活躍する将来性をアピールすることにしました。
制作が順調に進み、
公開後すぐに成果が!
カワベ様のHPの制作を行い公開してからすぐ、専務の博己さんより新しい受注が取れたと嬉しいご報告がありました!こういったお客様の声は非常に嬉しく、またモチベーションへと繋がります。
プロジェクトを終えてみて…
小森
公開してからすぐに成果があったと連絡があったときは本当に嬉しかったです。お客様の成果へ貢献することが仕事の楽しみにつながっています。
ターゲットの設定、ホームページとして解決する課題の設定などディレクションは手を動かすより頭を使う業務が多いので達成感はより大きなものな気がします。
カワベ様の様に、またお客様に喜んで頂けるように頑張りたいですね!
満丸プロジェクトの裏話
コーポレートサイトとして、企業の信頼性向上のために取り組んだのは…。
お客様へのヒアリングが如何に重要なのかがわかるプロジェクトでした。